しばらく極寒が続いたので、普通の寒さに戻った今日は暖かくすら感じられました。
といっても深く積もっていた雪は完全には解けず、あちこちに作られた雪だるまはまだ生き残っています!
さて、RULER在庫車両として製作したKawasaki 250TRですが、その製作背景を数回に分けてご紹介していこうと思います。
フレームからエンジン、細部に至るまでブラックとガンメタを艶具合や明度を変えながら仕上げた車両です。
ヘッドライトとテールライトを外した後の写真ですが、写真のような完全にノーマルの状態の車両がベースとなっております。
250TRは純正でかっこいいタイヤを履いているのですが、より厚みのあるK70に変更。
タイヤの厚みとフェンダーのかぶり具合などのバランスを、ジャッキで少しずつ調整して車高を決めていきました。
後ろに長く伸びたループフレームはこの車両のバランスには合わなかったので、切り詰めます。
前後のバランスを考えるとそのままでは前上がりになっていたので、水平基調を意識してフロントもローダウンする事に。フォークの突き出しで調節していいあんばいを探っていきます。
低めで開いたハンドルはワンオフ製作。
長めのフロントフェンダーでどっしりした前周りに。
ごく僅かですがタンクのマウント位置を微調整しております。
大それた加工こそしていない車両ですが、数センチにこだわり各部のバランスやクリアランスをつきつめております。
その2につづきます。